ITVS TVドキュメンタリー支援のアメリカの団体

ITVSは、アメリカで活発にドキュメンタリー支援を
行っている公的団体です。

活動の目的は内外のドキュメンタリー制作者を支援し、
アメリカの視聴者にすぐれた作品を提供することです。

これまで海外向けの助成については、
年に一回しか申し込みができませんでしたが、
常時受け付けるというシステムに変更になりました。

支援するのは
「アメリカのマスメディアでは伝えられることの少ない
 複雑な問題を扱い、ユニークな視点を持ち、
 創造的な挑戦を行う作品だ」としています。

NHKが国際共同制作を行っている韓国の作品も
ITVSの支援を受けることになりました。
このドキュメンタリーは、
韓国の山間の限界集落に暮らす老人のために
毎日、移動販売をしている男性を追ったものです。
とても地味な作品です。
けっして大作が助成を受けるわけではありません。

もちろん申し込みは英語ですが、
すべてウェブで申し込みが終わります。
TTVF2012には、副代表のクレア・アギラールさんも参加予定です。
クレアさんに猛アピールして、
助成につなげてほしいものです。

日本から応募できる助成金

フィクション映画やアニメーションと違って、
ドキュメンタリーは配給やDVD販売でおおきな利益が期待できません。
またドキュメンタリー制作を支えてきた世界の公共放送も、予算減に苦しんでいます。
そうした中、世界のドキュメンタリー制作者が頼りにしているのが、
様々なファンドや助成金です。
ドキュメンタリーの国際共同制作が成立する場合、
必ずと言っていいほで、様々な財団の支援、助成が行われます。
残念ながら、日本ではこうしたドキュメンタリー支援は、ほとんどありません。
特に企画を立ち上げる段階の”開発支援”については、
ゼロと言ってもいい状況です。
(公的な支援は、具体的な成果物を完成させることが条件に
なっていることが多いからではないでしょうか)

世界には日本の制作者が応募できる支援、助成が数多く存在します。
その一部を順次、ご紹介していきます。