ベストピッチは「また、歩き出すために…」

海外ゲストの投票をもとに最優秀ピッチ、優秀ピッチが決まりました。
選考結果は下記の通りです。

◆最優秀企画(Best Pitch)
Project_05  “A Step Forward”
「また、歩き出すために…」  加瀬澤 充(ドキュメンタリージャパン)

◆優秀企画 (Outstanding Pitches)
Project_06  “Discovery of Hidden Ukiyo-e Art”
「新発見!浮世絵の世界」  山村 ひろし(エキスプレス)

Project_15
“Election in the World’s Largest Slum”
世界最大スラムの総選挙  内山 直樹(テムジン/NEP)

※以上の三作品については、TTVFのサポートのもと、3月19日からマレーシアで開かれるAsian Side of the Docに参加し、ピッチング・セッションで企画提案を行う予定です。

◆その他の優秀企画(Outstanding Pitches)
Project_02
Far From Fukushima̶Building the Temporary Town
フクシマから遠く離れて ~原発のまち、「仮の町」建設へ~  舩橋 淳(ドキュメンタリージャパン)

Project_23
3-Star Sushi: Chef Araki’s London Challenge
女王に握る鮨~鮨職人・荒木、ロンドンへの挑戦  西村 朗(フジテレビジョン)

Project_04
Shellingual̶“A Man Who Speaks with Shells”
貝リンガル ~世界初の「貝言語」解読システム  有本 整(中部日本放送)

 

 

ピッチング・セッションの概略

提案者の持ち時間は20分弱。前半は、事前に用意した映像(3分程度)を使いながら提案説明を行います。TTVFでは同通通訳を用意しますので、日本語で提案が可能です。しかしコミッショニング・エディターに直接、語りかけるためには英語のほうが有利であることは否めません。ただ無理をしながら英語を読むのであれば、感情を込めて日本語で話すほうがベターです。
後半はコミッショニング・エディターが質問する時間です。提案者にとって、「コミッショニング・エディターとのやりとりがより重要だ」と、言う人もいます。時にコミッショニング・エディターから厳しいコメントが相次ぐ場合もあります。また準備不足のポイントを付いてくる的確な質問が飛んでくる事もあります。そして提案者の受け答えには、ドキュメンタリー制作者としての、感性や資質が透けてしまいます。しかし自らの放送枠で採用しようかどうか前向きに迷っているコミッショニング・エディターほど、厳しい質問をするものです。関心がなければ、コメントにも熱が入りません。厳しいコメントが浴びせられても、へこむことはありません。
逆に、コミッショニング・エディターたちの“嗜好”も、たいへん良く分かります。

ピッチング・セッションの進め方

提案者の持ち時間は20分弱。前半は、事前に用意した映像(3分程度)を使いながら提案説明を行います。TTVFでは同通通訳を用意しますので、日本語で提案が可能です。しかしコミッショニング・エディターに直接、語りかけるためには英語のほうが有利であることは否めません。ただ無理をしながら英語を読むのであれば、感情を込めて日本語で話すほうがベターです。
後半はコミッショニング・エディターが質問する時間です。提案者にとって、「コミッショニング・エディターとのやりとりがより重要だ」と、言う人もいます。時にコミッショニング・エディターから厳しいコメントが相次ぐ場合もあります。また準備不足のポイントを付いてくる的確な質問が飛んでくる事もあります。そして提案者の受け答えには、ドキュメンタリー制作者としての、感性や資質が透けてしまいます。しかし自らの放送枠で採用しようかどうか前向きに迷っているコミッショニング・エディターほど、厳しい質問をするものです。関心がなければ、コメントにも熱が入りません。厳しいコメントが浴びせられても、へこむことはありません。 逆に、コミッショニング・エディターたちの“嗜好”も、たいへん良く分かります

世界標準のピッチング・セッションを東京で!

ドキュメンタリーの国際共同制作で大きな役割を果たしているのが “ピッチング・セッション”です。ピッチ・イベントとも呼ばれています。
Pitchを直訳すると「投げる」という意味です。ドキュメンタリーの世界では、「提案を投げる」、つまり「提案をする」という意味で使われます。 時に名詞的に「提案企画」という意味にも。つまりピッチング・セッションとは「提案会議」のことです。ピッチ・セッションとも言います。 国際的なテレビ業界では、ピッチング・セッションといえば「ドキュメンタリーの国際共同制作に向けた公開提案会議」のことを指します。
TTVF 2012で開かれるピッチング・セッションは、海外で行われているものと同様の形式です。ゲストも海外のドキュメンタリー祭でひっぱりだこになっている大手テレビ局のプロデューサーやドキュメンタリー支援財団のプロデューサーが顔をそろえます。

世界で行われているピッチング・セッション

世界では毎月のようにピッチング・セッションが行われています。その一部を上げてみましょう。

  • 3月 Asian Side of the Doc (アジア各地)
  • 5月 Hot Docs(カナダ・トロント)
  • 6月 シェフィールド・ドキュメンタリー祭(イギリス・シェフィールド)
  • 9月 CCDF (台湾・台北)
  • 11月 IDFA (オランダ・アムステルダム)
  • 12月 GZDOC(中国・広州)

ほとんどのピッチング・セッションは開催国だけでなく世界の制作者に門戸を開いています。実際に中国、韓国、台湾、香港、マレーシアなどアジアの制作者たちは、世界に出て行き果敢にピッチング・セッションに挑戦しています。しかし海外のイベントで日本の制作者の姿を見ることはほとんどありません。TTVFは、こうした国際的なピッチング・セッションへつながる第一歩です。海外に行かずとも国際標準の試練の場が経験できます。
TTVFで奨励賞に選ばれた企画は、3月に行われるAsian Side of the Docというドキュメンタリー祭で行われるピッチング・セッションへの参加権を確保できることになっています。(詳細は未定です)