Screening:ドキュメンタリー上映会

海外の秀作ドキュメンタリーを上映します。会場は千代田放送会館です。
この上映会は無料でどなたでも参加できます。(入場無料)

Screening is Japanese version only.


子どもたちが語る“あの日”       監督:ダン・リード(イギリス)

Children of the Tsunami / Renegade Pictures (イギリス 2012 年)

地震などの災害ではお年寄りや小さな子どもなど弱い立場にある人が、最も大きな影響を受ける。この番組ではイギリス人監督が主に津波の被害を受けた小学生の子どもたちにマイクを向ける。「仲良しのお友だちが津波で亡くなった。さよならも言えなかった」、「一番、お気に入りの服が流されたので悲しい」などと、子どもたちは自分の言葉でせつせつと訴えかける。

  • 12/10(月)17:30~
  • 12/11(火)14:30~

最後の帰郷列車  監督:范 立欣(中国)

Last Train Home (カナダ・中国 / 2009 年)

張夫妻は娘と息子によりよい教育を受けさせたいと、10 年以上前から大都会・広州の縫製工場で働いている。しかし親の願いとは裏腹に、故郷の農村に残された娘は「両親は自分を見捨てた。お金のことしか頭にない」と反発。中国の新年に帰郷列車に乗って故郷に帰った両親に対し、娘は声を荒げて刃向かう。中国の厳しい現実に翻弄される、ある一家の姿を見つめる。世界各地のドキュメンタリー祭で多数の受賞をした話題作。

  • 12/10(月)18:30~
  • 12/11(火)15:30~ (上映後討論あり)

シリーズ・民主主義 「こども民主主義」   監督:陳 為軍(中国)

Series“ Why Democracy?” (国際共同制作 NHK、BBC、DRほか2007年)

舞台は中国・武漢の小学校。民主主義を学ぶために、学級委員を投票で選ぶことになった。その一部始終をていねいに追ったドキュメンタリー。子どもたちはもちろん先生、保護者も“ 民主主義” や“ 投票で代表を選ぶ” 事をよく分かっていない。選挙活動が始まるとヤジによる演説妨害から、親による同級生の饗応まで、様々な事件が頻発。そこからは中国の社会の現実が浮かび上がってくる。気鋭のドキュメンタリー監督として注目を集める陳為軍の出世作。

  • 12/11(火)17:00 ~

シリーズ・世界の貧困「中国 教育熱のゆくえ」   監督:陳 為軍(中国)

Series“ Why Poverty?” : Education, Education  (国際共同制作 NHK、BBC、DRほか2007年)

「大学さえ出れば豊かさを手に入れられる」と信じ、中国の親たちは貧しくてもすべてを犠牲にし、子どもたちを大学に送りこんできた。しかし大学を出ても簡単に職は見つからない。「シリーズ・民主主義」で注目された中国人ドキュメンタリー監督・陳為軍が、厳しい現実の中で新しい夢をつかもうともがく若者たちと、商業主義にまみれた私立大学の現状にカメラを向ける。

  • 12/11(火)18:00 ~(上映後討論あり)

フタバから遠く離れて  監督:舩橋 淳(日本)

Nuclear Nation (日本 ドキュメンタリージャパン、ビックリバーフィルムズ2012 年)

2011 年3月12日、双葉町民は1号機の水素爆発により『死の灰』を被った。1400人が250km 離れた埼玉県の高校へ避難。地域社会丸ごと移転したこの高校は、まさに現代のノアの方舟と化した。原発により1960 年代以降経済的繁栄が約束されてきた場所・双葉町。町民は、いまだ奪われた家・土地・財産の補償を受けずに、避難生活を続けている。先進国日本の片隅で忘れ去られて行く人々。先の見えない待つだけの避難所の時間をカメラは9ヶ月にわたり記録した。日本の原子力政策の成れの果てがここに凝縮されている。
ベルリン国際映画祭正式出品作品(2012 年)

  • 12/12(火)14:00 ~(上映後討論あり)

波の向こう  監督:三宅 響子(日本)

Beyond the Wave (国際共同制作 WDR、BBC、NHK ほか)

福島県の浪江町は福島第一原発の事故の後、「警戒区域」「計画的避難区域」に指定され、町民たちは脱出を余儀なくされた。人々は今、故郷の存続をかけて闘っている。しかし、彼らの気持ちは複雑だ。原発の誘致を巡って引き裂かれた過去を持つからだ。母親が浪江町出身の三宅響子監督が、町民たちに寄り添いながらその姿を描く。TTVF 2011 最優秀ピッチ。

  • 12/12(火)16:00 ~(上映後討論あり)